カンボジア 1日目 イケメンの誘惑
26.MAY.2017
遺跡を巡る一日ツアーの日。
4:40にホテルにピックアップに来てくれた。
日本語を話すガイドさんなので、ツアー参加者もみんな日本人。私以外に2人組が3組。
全員を乗せた車は日の出を見るため、アンコールワットへ向かう。
道中は真っ暗で、こんな時間に来る人いるのかな?と思っていたら、チケット売り場はディズニーランドのオープン前かのような混雑。
ここで、1dayパスを37ドルで購入。
また車に乗り、あの有名な光景が見られるスポットへ移動。
だんだんと明るくなって来て、すでに幻想的。
「日の出が5:50なので、6:00にまたここに戻って来てください」とガイドさん。
ん??10分で太陽って上がるの?
時間短くないか?(笑)と思いながらも各々写真を撮りたい場所へ。
左サイドが良いとの事前情報に従い、左サイドへ。
なんか、写真を撮るために集まった人を見て不思議な気持ちに。
私もその一人なんだけど。笑
5:50を過ぎて明るくなって来た。
どんどん迫る集合時間。
いや、太陽が斜め上に上がってアンコールワットと太陽、っていうのが見たいんだけどな。
ゆっくりと上がる太陽にもどかしさを感じながらも、時間が気になる。
ギリギリまで粘って撮れたのがこれ。
遠目に見た、明るくなる中のアンコールワット。
ここ最近は雨か曇りばかりで、ここまで晴れたのは久しぶりとのこと。
昨日の飛行機の男性CAが、ものすっっっごいイケメンだった辺りから、私に運が向いてきたんだわ、きっと。
そして、車に乗り各ホテルへ返される。笑
各自ホテルで朝食を食べて9:00にまた迎えにきてくれる、とのこと。
6:40頃だったけど朝食を食べにレストランへ。
そこのウェイターがまたものすごーーーくイケメン!!
カンボジアはイケメン多発地帯につき、本当に要注意。
不意に心臓に負荷がかかる回数が多い!!笑
しかもイケメンがみんな愛くるしい笑顔だし優しいし!(それは仕事だから)
お料理も美味しそうだし、プールサイドのロケーションも素敵だし、イケメンが微笑んでいるし、イケメンに卵が食べたいと言ったら作ってきます(微笑み)、と、、、!
彼がエプロンをさっと出して作ってくれるのかなと、ウキウキして振り向いたら、これ。
そりゃそうか。
イケメンが運んできてくれました。
オムレツを置いた彼は、とても人懐っこい笑顔で話しかけてきた。
話してみると結構若くて、学生とのこと。
いつ大学を卒業したの?と聞くので、私の年齢言ったら軽く引いてた。笑
やっぱり日本人は若く見られるんだな。
少し話ができて気分を良くした私は、Facebookアカウントを聞かれ危うく教えそうになるも、そこは自分をセーブ。
Eメールでも!というので、英語の勉強になるかも、という下心からメールアドレスを教えた。
気分良く朝食を終え、部屋に戻ると光の速さでメールが!(仕事をしてくれ)
また出た、I like you!!
「今日の夜、どこかへ一緒に行かないか?」
私はツアーで帰るのが遅いからと断る。
「日本語を習いにあなたの部屋に行ってもいいか?」
いやいや、急に怖いわ!私の部屋番号を奴は知っている、、、
気がつけば、彼のアドレスは「◯◯◯(名前)onlineshop...」!!!
私、完全に鴨だわ。
慣れないイケメン対処にまたまたぐったり。
9:00に再びツアーに戻り、遺跡を登る!
ぞくぞくする程の迫力がある彫刻がそこらかしこに。
暑いし湿気がすごいし、かなり体力を奪われる。
突然雨が降り、すぐ止んで、また蒸し暑くなるの繰り返し。
それにしても、よくこんなにたくさんの石を運んで来て積み上げたなと。
石には2個とか4個の穴がある。象に運ばせる時に使った穴だそうだ。
また隅々まで彫刻が施されており、どこを見ても美しい。
続いて、アンコールトムへ。
ここはトゥームレイダーに撮影で使われ、アンジーが来て更に有名になったとのこと!
アンジー好きな私は大喜び。
木が遺跡を侵食している様は圧巻だった。
緑に囲まれ大きな木がたくさんあり、涼しくて素敵な場所だった。
ひたすら歩き回って、やっと昼食へ。
綺麗なお店で、お料理はみんなでシェア。
初めて会う人達と食事を囲む時間はなかなか面白かった。
カンボジアでの料理も中華風なエスニックな感じでフィリピンやベトナムと似ている。
特に観光客向けの高級なお店やホテルは似通ってくるのだろう。
傘を運ぶガイドさん。
朝4:30〜21:00までのツアーガイドは過酷な仕事だろうと思う。
ペアで写真を撮る時に、私と一緒に写真を撮って!と言ったらすごく喜んで、自分のスマホも出して、私のも!と撮ってもらっていた。
その待受には可愛らしい子供の写真が。
彼のスマホには私の姿が収められたのでした。
ツアーの目玉企画にアンコールワットの夕日を見る、というのがあったのだけど、生憎の雨。
この赤煉瓦色の遺跡の上から眺める夕日は格別だろうな、と少し残念だった。
まぁ、この遺跡も美しいものだったし、上からの眺めも圧巻だったから良しとしよう。
時間が余ったのでショッピングセンターへ立ち寄り。
スーパーを見てみるとその街のことがより分かる気がするから好き。
マンゴーを2個買う。
晩御飯はビュッフェ、そして伝統舞踊のショーの鑑賞。
この気になるつぶつぶは山椒でした。1〜2粒ずつ他の具と食べると最高。
クメール(カンボジアの民族や文化)の踊り。
完全に観光客向けのショーで日本人もたくさん来ていた。
見たことのない踊りは、それはそれで楽しかった。
アンコールワットの朝日・夕日の観賞、アンコールトム、昼食と夜ご飯も含め、ツアーが32ドルはお得だったと思う。
はじめは、アンコールワットのチケット買って自分で歩けばいいやとか思ってたけど、広すぎてその考えは無謀だった。
また日本語のガイドにより、歴史的な背景や、彫刻の表すものがよく分かった。
ホテルに戻ったのが21時前。
イケメンが待ち伏せしてたらどうしようという心配は必要なく、シャワーの後にマンゴーと向き合うことに。
買ったマンゴーは、0.3ドルと1.3ドル。
1ドルの差が気になり、違う種類のを買っていた。
写真手前の0.3ドルの安い方から。
感想は、美味すぎワロタww
ワロタとか今時の人は言わないのかしらね。
ベトナム 4日目 ダナンは摩訶不思議スポットだらけ
25.MAY.2017
ついに昨夜、お腹を壊しました!(待ってました感ww)
で、私のお腹を気遣ってチョイスした朝食をご覧下さい。
全然気遣ってない量。
こっちのフォーやお粥の出汁が美味しくて美味しくて。
もはや何にあたったのか分からないけど、いろいろと美味しい物を食べたので後悔はしていません。
ま、正露丸飲んだから大丈夫でしょ。
タクシーで五行山という聖地へ。
五つの山からなり、全体が大理石でできていることからマーブルマウンテンとも呼ばれる。
ベトナム人が参拝のために訪れるパワースポット。
いきなりのエレベーター。
近代的なものが入り込む違和感。
もう可笑しくて、一気にこの場所が好きになる。
エレベーターを使ってすぐこの絶景。
階段や洞窟で山の中の経路が繋がっているため回遊できるようになっていて、寺院や石像の神秘さは勿論のこと、山の自然も満喫できる。
途中かなりハードな岩登りをして、山の頂上に着くと、街を一望できた。
海が綺麗なダナン。
これからどんどん観光地として有名になって人がたくさん来るんだろうな。
洞窟には大きな石像がある。
その洞窟にはベトナム戦争時に爆撃を受けたために空いた穴があるとのこと。
穴が空いた洞窟がたくさんあって、どれがそうなのか、もしくは全部なのか分からなかった。
その穴から日差しが入り幻想的、というより畏れ多い感覚になる。
きつい階段や岩を登って、この洞窟に入ると一気に空気が冷えていて、暗い中に仏像があって、言葉を失うほどの聖なる雰囲気、なのに。
なのに、、、
ここ!っていうスポットには岩壁にスピーカーが埋め込まれていて結構な音量でアジアンな音楽が流れている。
ちょっと。笑 それは笑うわ。
一気にディズニーランドみたいになってるよ。
どうにかならないのかね、あれは。
雰囲気が台無しなんだけど、きっと意図としてはより一層雰囲気を盛り上げているつもりなんだろうな。
熱心に祈りを捧げる地元の人もたくさんいて、ただの観光地ではなく、地元の人々にとってこの山々は信仰の対象なのだ。
まずはランチ兼下調べ。
この辺の名物らしいカオラウは濃いめのタレで食べる。
これがまた最高。
甘過ぎず塩辛すぎない味でナッツや香草がまた合う。
お腹を気遣いホットジンジャーティー。
これまた好きな生姜を、ベトナムで食べる機会が多くて嬉しい。
ホイアンはユネスコ世界遺産に「古い街並み」が1999年に登録された。
この街はなんともフォトジェニックな場所。
日本人が作った橋がこの街を象徴するスポットになっているそう。
街の大きさは小さいので歩いてみて回るのに2時間もあれば足りる。
カフェもたくさんあり、休憩できる。
またタクシーに乗り、ホテルに預けておいた荷物をピックアップし、空港へ。
今回は3時間前くらいに着き、余裕。
ベンチに座ってぼーっとしてたら、隣に騒がしい数人の中国の若者たちが。
んで、そこでマンゴスチンを食べ始める。
ここ空港なのによくやるなと内心面白がっていたら、突然隣のお兄さんが私に1個差し出して来た。
一瞬断りかけたけど、とてもフレンドリーなのでもらってみることに。
割り方分かる?こうやるんだよ、と割ってくれた。
そしてもう一つくれた。
マンゴスチンはほんのり甘くてツルッとした食感で美味しい。
果物の女王に突然出会えて感激。
その人はベトナム人らしく、ベトナム語で美味しいという単語を教えてもらったり、東京は面白い場所だよね、といった話をする。
んで、袋に入ったライチをベンチに残して(笑)その集団は嵐のように居なくなった。
一人でいると話しかけられることが多い。日本ではあまり話しかけられないんだけど。
これはこれで面白い。
ベトナムの空港は国内線も国際線も荷物チェックの時に靴を脱がされる。初めては何でも新鮮。
またお粥。飽きない。空港価格は高い。
現金(ドン)を使い切りたくて、会計金額には足りなかったが、クレジットカードと合わせて決済してくれた。
飛行機はプロペラ機だよ、、、かなり不安。
機内で書く入国カードに私が手間取っていると、隣のおじさんが助けてくれた。
流暢な日本語で、一瞬日本人かと思ったほど。
話してみると、韓国の人で、6ヶ国語くらいに話すらしい。
日本語は夏目漱石や川端康成、源氏物語を読んで勉強したそうな。
私が一人旅をしていると言うと、それは日本人スタイルで、韓国の女性はやらないんだと。
でも、一人旅良いと思う、人生は結局のところ一人だから、と深いことを言われ納得する。
このおじさん電子タバコを吸って怒られてた。笑
カンボジアのシュリムアップ空港に到着。
想像以上に綺麗な空港。
VISAの申請が必要なんだけど、写真を撮ってもらえるものかと思いきやそうではないようだ。
(調べてなさすぎ。笑)
顔写真、持って来ててよかったぁー!
パスポートを返してもらう人達。
無事に入国をし、ホテルにピックアップを頼んでおいたので、担当者を捜す。
シュリムアップ到着が20:20着で、さすがに一人でホテルに行くのは怖くて事前に頼んでおいたんだけど、夜のトゥクトゥクもまた怖かった。
この運転手のお兄さんがまた人懐っこく、サッカーのユニフォームを着ていて、本田が好きだとバンバン話しかけてくる。
話すのは楽しいんだけどね、いや、運転に集中しておくれ。
で、明日ツアーに参加することを話すと、自分もガイドやってるけどどう?ダメ?と言ってニコニコしている。
いや、ダメでしょ。笑
んで、I like you!! とか言ってFacebookで繋がろうとしてくる。
とりあえず、今私は自分のIDとパスワードを忘れてログインできないことにしておいた。
危ない危ない。
カンボジアは治安も心配だし、虫と戦うのは嫌だし、物価も安いしで結構良いホテルを選んでいた。
んで、入るとこれ。
新婚か!!
またまたデラックスなベッドを一人で使う私。
これだけ広くてテラスもあって、2泊で6,000円くらい。安い。
物価が安くて治安が心配な国は、ホテルのグレードを上げて、安心を買う。
私はドミトリーでも全然良いんだけど、たまに良い部屋にするとそれだけですごく贅沢な気持ちになるし、鍵をかけて一人になれる安心感がリラックスさせてくれる。
翌日朝焼けを見るツアーに参加するため、アラームを何重にもかけて就寝。
ベトナム 3日目 ホーチミンからダナンへ 国内移動も大混乱
24.MAY.2017
(投稿が追いつかないので日付を入れます)
商いをする人達。
朝食はバインミーのお店へ。
ホーチミンにはいたる所に、このパンスタンド的なものがある。
コッペパンのような、フランスパンのようなこのパンが気になって仕方なかった。
調べてみたらバインミーというサンドイッチを売っているらしい。
たっぷりの野菜に、パテ、ハム、魚やミートボールなどを挟む。聞いただけで美味しそう。
生野菜が入るし屋台はちょっと怖い。そして今日の国内移動の飛行機を手配するためWi-Fiを確保できそうなお店へ。
バインミーとアップルミントソーダ的なものを頼んだつもりが、なぜかパッションフルーツソーダが来た。
これはこれで美味しい。
このお店のバインミーは小綺麗で、なんか普通のサンドイッチ。まぁ美味しいけどね。
人気店のバインミーは、パンを外カリカリ中ふわっふわに焼いて、これでもかっ!っていうくらいに野菜を入れてジューシーなお肉が入っているそうな。食べてみたかったな。
そのお店は14時オープンで泣く泣く訪問を断念。
またホーチミンに来ることがあったら、そのバインミーを必ずや食す!!
ホーチミンから中部のダナンへ移動する国内線チケットをskyscannerで探す。
11時頃の便(13,000円)と13時頃の便(10,000円)で迷う。
旅行をしていると、時間とお金(と安全)のどちらを取るか迫られる瞬間が多々ある。
この時、私は時間を取った。
早くダナンに移動して観光を始めたいと。
ビーチサイドのホテルだから、ビーチで夕日が見られるかも。
Googleマップによると空港まで車で10分らしいし、まだ9時だし、いける!と判断し11時過ぎの便を予約。
この選択に後で苦しめられることに。。
skyscannerで予約。ポチった瞬間にすぐ予約が出来るものだと思っていたけど、予約手配中のメールが来た。
24時間以内に確定メールを送ります、と!!
えっ!あと2時間しかないんですけど!
数分メールを待ってみたものの来る気配がないので、とりあえず空港に移動すべくタクシーに乗る。
走り出してすぐ、運転手のお兄さんが、なぜか自分の父、母、友達が、、、(単語のみの英語でよく分からず)と言い出し、車内のシートを指して、1、2、3、OK?と言っている。
空港に一緒に連れて行きたいのか?と思って困っていると、何時に空港に着きたいかと聞かれ9:50と手に書く。
むこうは、10:30と書いて、だめかーって顔してる。いや、なんなんだ!??
そして、フリーフリーと言い始め、タクシーを止めて、謝りながら別のタクシーを捕まえに行こうとし始める。
彼はきっと空港に行きたくないのだと理解し、タクシーを降りる。
で、すぐ次のタクシーを拾うも、バイクが多すぎて時速30キロくらいしか出ない。
10分の距離のはずが、20分、30分と過ぎていく。
だんだん焦り始める私。でチェックイン締め切りの5分前に空港に到着。
メールが来ているか確認するも、来てない!!
jetstarのカウンターを探すも、ない!
お姉さんに聞いて指さされた方向に行くも、ない!(なぜ!?)
ふと、国際線乗り場に入ることに気づく。
もう時はすでに遅く、完全にアウト。
でも確認メールが来てないから、直前だったしリクエストが通ってないんじゃないかと思い諦める。
いや、むしろ通ってないでおくれ。。。
そういえば、skyscannerで予約に進んだら、jetstarではなくて代理店みたいなサイトだった。
直接、jetstarのサイトで1万円くらいで確保することができた。
結局、14:50の便に。
この数時間のドタバタでかなり消耗した。
あー、、、私の一人旅はこんな事の連続だ。
やはり何事も時間に余裕を持った動きをしないと、リカバーできませんね。
とりあえず落ち着こうと、空港でフォー。
どれだけ好きなんだ。
なんとか国内線に乗り、ダナン空港に到着。
ダナンはとてもクリーンでホーチミンに比べると人も少ない。
バイクも少ないし、建設中の建物や空き地が多く、その中にきれいなホテルが点在している。
絶賛リゾート地化中!という感じ。
部屋に荷物を置いてエレベーターに乗ると、水着の男子が2人乗り込んで来て驚く。
そんなに近いの?
ホテルから歩いて3分くらいの所にビーチ!
夕日ーーーー!!じゃなくて、ここでも雨。笑
そして、ものすごい人、人、人。
みんな海に泳ぎに来てるのね。とにかく中国人が多く、西洋人も結構いる。
観光客向けのお店が多く値段も高い。
雰囲気でお店を選び、全体的に値段も手頃だったので生春巻き的なものを注文!
ビールも!!美しいー!!最高。ベトナムではビールばっかり飲んでる。
で、また出た!山盛りの草っ!!!www
メニューの写真の10倍くらいあるぞ。
この辺では、この薄いプニプニしたお餅がローカルな味らしい。
ライスペーパーが扇風機の風で飛ぶ薄さ。笑
これすぐ破ける。
ミントをこんなにたくさんムシャムシャするの初めてだわ。
このくるくる細切り野菜は大根と人参の間のような味で繊維強め。
奥の茶色のソースをつけていただく。
このソースが本当に美味いっ!
おそらく魚醤系の出汁と甘さと辛さが一体となって、生春巻きをいくらでも食べられそう。
ただ、この餅がかなりヘビー。
3本食べて、餅を外して巻いて食べ、最後にはライスペーパーも巻かずに野菜と豚肉だけ食べた。
それでも野菜は1/4も食べ切らず、一人サイズではなかったことに気づく。
これとビールで500円ちょっと。いやー美味しかった。
帰りにコンビニを散策。
やめとけば良いのに、熟れっ熟れのパパイヤと思われるものを購入。
フォークがついてるなんてかなり珍しい。
コンビニやスーパーで食べ物を買っても、食べるためのフォークなんかついてこない。
だから私はスプーンとフォークが一体になった物を日本から持参している。
今日の教訓を生かし、ダナン観光、カンボジアのホテル、アンコールワットのツアー、それぞれの下調べと手配を済ませてから寝る。
さぁ、明日こそダナン観光をするぞ。
ベトナム 2日目 平和だからこそ
23.MAY.2017
朝はホテルの朝食。
こう、さらっと出てくるお粥がとてつもなく美味しかったりする。
ランドリーをお願いしてあるのと、荷物を置いておきたかったのでチェックアウトはせず、鍵だけ預けて、15分ほど歩いて戦争証跡博物館へ。
ベトナム戦争の博物館があることを語学学校で出会った子から聞いていて、ベトナムでの目的地の1つにしていた。
ホーチミンの中心部にあるのでアクセスはとてもいい。
ちょうど地元の小学生だと思われる大勢の子供達が入って行くところだった。
入ってすぐの敷地にはヘリや戦車が。
周りを緑の美しい木々が囲み、その中に巨大な軍用車両、戦闘機がある光景はとても不思議で、実際にこんなものが使われていたことが信じられないと同時に、じわじわと恐ろしさを感じるものであった。
中に入ると更に目を背けたくなるような写真が多数展示されていた。
各写真には解説が現地語と英語で書かれていた。
この時ほど、英語がもっと理解できればよかったと思ったことはない。
一部の写真には日本語の解説があった。
一般市民が犠牲となった記録は見ていて本当に辛く、この人達を思う家族や友人がいたと思うと胸が締め付けられる思いだった。
少し前にFacebookで児童ポルノとして削除され話題となった、あの有名な裸の少女が泣きながら逃げている写真もあった。
当時、日本人の報道カメラマンが数人ベトナムに入っていた。
何十年にも渡り取材を続けられており、草木が枯れた一帯を歩く少年が大人になって(後に枯葉剤の影響で障がいが発生)家族を持った様子まで記録していた。
今でも枯葉剤の影響を受けた子供が生まれる(両親の親が枯葉剤を浴びていた)そうで、ベトナムの人々にとっては現在も解決していない身近な問題であることを改めて思い知らされる。
実際に、博物館の入り口には枯葉剤の影響で障がいをもっていると思われる人達が物販をしている店舗があった。
途中で、100人近い子供達が入って来てものすごい喧騒に驚いたが、展示されている写真の中の怪我をしていたり障がいがあったり、恐怖で引きつったり泣きわめいたりしている子供たちと対照的で、平和を感じる瞬間でもあった。
ホテルに戻り、チェックアウト。
予約の際にクレジットカードで決済をしていたので、追加のランドリー代と冷蔵庫の水2本分の料金を支払うつもりだった。
ランドリー代は300〜400円くらいかなと試算していたのだが、なぜか予想を超える金額の支払いに。
その時、パッと日本円へ換算ができず、自分が一桁勘違いしてるのかもと有耶無耶なまま提示された金額を支払う。
次のホテルに向かいながら、試算をすると3200円くらい支払っていたことに気づく。
ランドリーと水2本で!?
もしかしてあんなに親切だったお姉さんにぼったくられたのか??
支払いの時にしっかりと明細を確認しなかったことを後悔しながら、もしぼったくられたとしても数千円で済んでよかったと思うしかない、それにしても宿代の約2500円を超えるランドリー代って、、、と悶々としながら暑い街中を彷徨っていた。
この時、地図アプリを見ながら歩いていたんだけど、ズレたところを指していたため迷子になる。
困っている私を見て声をかけてくれたイケメンが、違うホテルをGoogleマップで検索してくれ、違う道を丁寧に教えてくれた模様。
さらに迷う。
一旦落ち着こうと綺麗めのカフェに。
200円ちょっとで、美味しいアイスコーヒーとWi-Fi、寒いくらい涼しい環境をゲット。
んで、もう一度昨日の宿泊代を確認するためBooking.comの予約確認メールを見る。
そこには、クレジットカードの入力は事前承認のためで、支払いは現地でお願いします、とある・・・
んなあああぁぁぁぁああ!!!
一気に力が抜けると共に、優しかったお姉さんの笑顔がまた天使に思えて来る。
やはり、事前にいくら払うのか調べておくことと、おかしいと思ったらその場で確認することが大事だ、、、と、当たり前のことを自分に言い聞かせる。
徒歩15分の距離のはずが、1時間くらいかかってやっとホテルに辿り着いてぐったり。
15時くらいになりお腹が空き、地元民に愛されるというスイーツと軽食のお店へ。
スイーツ2種とお肉的なものを注文。
先に出てきた温かい&冷たいスイーツ。
温かい方は中華の胡麻団子のような感じで、中に白餡が入っている。
生姜のスライスの蜜漬けが添えられ、甘過ぎずお餅も滑らか。久々にスイーツに感動。
で、かき氷の方はなんと海藻やハスが入っている。
これはさすがに恐る恐る食べる。煮物みたいな具。笑
ただ、それぞれはクセもなくただほんのり甘いだけで、さらにほんのり甘いココナッツミルクを追加しながらいただくと、蒸した暑い日には美味しいだろうなと想像する味だった。
(この時、外は土砂降りに)
次に出てきたのは、揚げ餃子ぁあああ!?
写真ではチキンか何かだと思ったのに。泣
ただ、これがまた熱々でめちゃウマだったからもうチキンのことはすぐ忘れて完食。
いやー満足。
んで、散策しながらホテルに戻る事にするも、やはりここでも雨。
よくスコールがあるからか、バイクの人達はすぐにポンチョ型のカッパを着られる用意があるみたい。
雨の中濡れながらも歩いて、教会や郵便局、オペラハウスを見学。
フランス統治時代の西洋様式の建築物が残っており、近くで見るとすごく美しい。
ホテルの近くのコンビニで買い出し。
この赤いのが気になって仕方がなかったので1つだけ買ってみる。
㎏単位で値段が決まっているらしくレジのお兄さんをかなり困らせる。
この赤いのを解体してみる。
これまた恐る恐る食べてみると、梨みたいな味!
なんだ美味しいぞ!
ということで、つまみに参加させることに。
このパテがまた塩っぱいけど美味しい。
こうやって自由に歩き回って、美しいものを見たり、美味しいものを食べられているのは、平和だからだなと思わずにはいられない1日だった。
ベトナム 1日目 バイクが溢れる街
22.MAY.2017
シンガポールのドミトリーをチェックアウトしようとしたら、
とても愛想の良いスタッフのお兄ちゃんが、しのさんそこに座って、と言って朝ごはんを持って来てくれた。
昨晩にはチョコくれるし、ジェントルマン。
チキンライスを食べる予定だから、朝食をパスするつもりだったのに、すぐに欠落した私の決意。
しっかり朝食をいただき、いざ出発。
やっぱり雨のシンガポール。
空港に行く前に巨大なツリーを見たかったんだけど、チラッと見てすぐに退散。
ビルと植物が融合した巨大なモニュメント的なもの。
遠くからでも大きさが伝わってくる。
んで、振り返ると、船。
あんな高い所にヤシの木が生えているよ。
もうすっかり慣れた地下鉄のチケットを買い30分ほどで空港へ。
そしてついに来ました、チキンライス!!
これは、期待通り旨いっ!!
カオマンガイにハマって一時よく作ってたけど、カオマンガイよりも優しい味。
ナンプラーを使わないからかな。
笑ってしまうほど柔らかくてジューシーな鶏肉と、出汁を吸った程よくパラパラのご飯。
日本米だとこうはいかないんだよね。
見てこのセクシーな艶!
うんうん言いながら(たぶん心の声が漏れていたはず)食べた。
今回は経由のため1泊だけのシンガポール。
街を歩き回ったし、ラクサもチキンライスも食べたので満足。
そして、飛行機に乗り2時間かからずベトナムへ。
やっぱり入国審査の時は緊張するな。
そして、宿を予約してタクシーに乗る。
ボッタクリが多いとのことで、声をかけてくる人を全てスルーし、タクシー乗り場で確実なタクシー会社を選ぶ。
街を走り出すと、そこにはバイク、バイク、バイク、バイクバイク、、、
どこからこんなに集まってくるのかと言うほどバイクだらけ!
まるで虫がたかっているかの様なものすごい量。
車の間をぐいぐい入って来てくる。
フィリピンに雰囲気は似てるけど、バイクの量が比較にならない。
運転手のおじさんが英語話せないのに時折笑顔で何か言って笑っていて、私も引きつった笑いで対抗。
ボラれる可能性も考え緊張してたけど、事前に市内までのタクシー代金の相場を調べていたので大丈夫だった。
それでも、少し(50円くらい)上乗せして、ok?って言って来たけど、チップのつもりで良しとすることに。
ホテルにチェックインし、晩御飯のお店を調べる。荷物を置いて街歩きへ。
地元民に人気のフォー屋さん。路上に面して開放的なお店。
数種類のフォーの中からspecialと書かれたお肉がたくさん乗っていそうなフォーを注文。
バイクの大群を眺めながらフォーを待つ。
と、出て来たのは、
山盛りの草!!!www
え!?これは誰かとシェアしろってこと??
それにしてもすごい量。
隣のお姉さんを見たらフォーと一緒にムシャムシャと一人で一皿食べてる!!
混乱する私の前に、おばさんが座り同じくフォーを注文。
すぐにおばさんの前にも山盛りの草が登場。
おばさんは慣れた手つきで、茎から葉を外し、3種類のタレをお皿に取り準備を始めた。
そこに私のフォーが到着。
ちょっとこれ、息を飲むビジュアルじゃないですか。
スープを一口のんでみると、ため息が出るほどの旨味。
豊かな出汁と、白くて少しざらついている柔らかな麺。
フォーってこんなに美味しかったのか。
んで、おばさんを見習い恐る恐る草も食べてみる。
2種類あり、片方はスイートバジルをすっきりさせた様な味で、もう片方は何とも形容し難いけど、木の家?笑、のような味。
この草がフォーに合うーーー!!
さらに、甘辛い味噌や辛い味噌、ライムや黄色い唐辛子を合わせながらいただきました。
そして、また街歩き。
夜7時でもかなり明るく、公園にはたくさんの人が。
貴重品に気をつけていれば、ホーチミンは女性一人でも大丈夫そうだ。
公園で集団エアロビとかしてる。
んで、やっぱりバイク。お祭りのよう。
帰りにコンビニだと思われるお店でビールとマンゴーを。
このマンゴーが固い!カリッとしていて甘くない!なんだこれは。笑
なるほど、甘くないからこの付属の砂糖をかけて食べるのね、とかけて食べてさらにびっくり!
砂糖じゃないーーーえぇえええーー!!
チキンか何かの出汁が入った旨味調味料的なものだった。
これがまた食べてるとおかずのような?つまみのような?なんかありな気がして来るから不思議。
今日は美味しいものにたくさん出会えた日。
食の文化って本当に面白い。
シンガポール 経由のための1日滞在
21.MAY.2017
朝、7時過ぎに学校をチェックアウト。
スタッフの方と同級生が見送ってくれた。
感動の別れを果たし、タクシーに乗り、陽気な運転手のおじさんと歌を歌ったりタガログ語と日本語を教えあったりして意気揚々と空港に到着。
そこで、なんと、、、!!
部屋の鍵を持ってきてしまったことに気づき、学校までタクシーで引き返す。
これから一人なのに、先が思いやられるよ。
同級生の子がくれたお菓子とお守り、そして手紙。
自分が日本から持ってきてたお守りを、また東京で会いたいから持ってて下さい、って。
そんな事ってありますか。
飛行機の中で、もらったお菓子を食べながら手紙を読んでたら泣けてきてしまった。
語学学校には2週間しかいなかったけど、素敵な出会いのあった貴重な期間だった。
シンガポールには23時間の滞在。
到着して、まずは宿を予約して市内へタクシーで移動。
シンガポールは一言で言うと、横浜みたいな都市だった。
チャイナタウンがあり、夜景スポットがあり、移民が多くいろいろな国の人がいる。
雨女ぶりを遺憾無く発揮し、雷雨発生。
雨が弱くなってきたタイミングで街歩きを開始。
ショッピングモールは、ここ日本?て思うようなお店ばかり。
日本食のお店もたくさん。
ビヤードパパにはドリアン味!!
そして隣には、軽食屋さんがあり、食べてみたかったラクサを発見!
ちょっと汚い(失礼w)感じのお店だったけど、おばちゃんがやっていて、きっときたナシュラン的な感じだろうと勝手に解釈し、いざ入店。
これがラクサ!
ココナッツミルクベースで魚介出汁。
すっごい旨味の塊でした。
ただ、魚介くさっ!笑
牡蠣の様な味の貝が入っていて、なんだか野性味が強いww
そしてパクチー乗ってないのか??
前に写真見たときには乗っていたような、、、?
だれか、もう少し丁寧な下処理と、パクチーを私に下さいと思いながらいただきました。笑
これは自分で作れるようになりたいー!
そして、あの有名な船が浮かんでるビル!
この上まで行ける展望台チケットがあると聞き、行ってみるも2000円近くするので、すぐに退散。
んで、マーライオン!
なんか、マーライオンを 被写体に写真をたくさん撮ってたら可笑しくなって来た。
なんかシュール。
かれこれ5時間くらい歩き回ったらかなり疲れた。
シンガポールは女性が一人でも夜まで歩けるし、地下鉄も乗ることができた。
安全でクリーンな都市、シンガポール。
明日はベトナムに向けて出発。
チキンライス食べたら、もう悔いはありません。
フィリピン 14日目 最終日はボホール島へ
フィリピン最後の日は同じ学校の人達とボホール島へ。
セブ島からフェリーで2時間、日帰り。
まずはフェリー乗り場でシオマイをget。
なかなか美味しい。ジャパニーズシオマイは海苔で包まれるみたい。
これで、100円しないくらい。
普段は朝ごはん食べないくせに、異国の地ではやっぱり食べちゃうよねー
ボホール島に着いたらガイドさんを決め、車で移動。
船上レストラン号でのランチ。
(また食べる)
ご飯は、フィリピン料理のビュッフェ。
普段、学校で出てるご飯がとても美味しかったんだなと実感。
食べてみたかったサテを食べられた♪
途中で船がある場所に寄港。
なにやら原住民っぽい格好をした人達。
一緒に写真を撮るとチップを払うシステムでした。
いかにも観光客向けに作られた世界観で、ディズニーランドのようにフィクションとして楽しめば良いのかしらと観察。
一番感動したのは観光客が船からスマホを落としてしまったとき、とても良い体の男の人2人が、腰につけたスカートの様なフサフサをサッ!っと外し、川に飛込みスマホを探していました。
そしてなかなか見つからないようで、その場から離れようと船が動いたそのとき、スマホが見つかったのでした。
本当にかっこよかったー!(そこw)
船を降り、また車で移動。
途中、あたりが暗くなるほどの立派な林が登場。
ガイドさんの説明から何百年も前からあるらしいと理解したけど、今調べたら人工林だった。
儚すぎる私の英語力。
そしてガイドさんに連れられ2人乗りのバギーに乗る。
ゴーカートみたいな感じで、自分たちで運転するんだけど、結構スピードが出るのでスリル満点。
スコールの後で水溜りが多く足元が泥だらけになったけど、なんだかんだ楽しんでしまった。
そして、やっとメインのチョコレートヒルズへ。
全然チョコレート色じゃないーーー!!!
時期によっては草が生えちゃうのねwww
かなり高いところまで登ったので圧倒される眺め。
1000箇所以上も自然と隆起した丘が連なる場所で、時期によっては暑さで草木が枯れ、チョコレート色になるとのこと。
そして、こちらも観光スポットのターシャ(小さな猿)を見ることができる施設へ。
動物園のように檻の中にいるのかと思いきや触れそうな距離に柵もなしに彼らは寝ていた。
手のひらに乗りそうな大きさ。
目を開くと宇宙人みたいだった。
森林の伐採によりこのターシャは随分と減ってしまったらしい。
と、盛りだくさんの観光をし、フェリーでセブ島へ戻る。
私が最後という事もあり、フィリピンっぽい料理を食べに行こうと言ってくれて、バーベキューのお店へ。
フィリピンではバーベキューは一般的で、選んだ食材を焼いてくれる。
見た目から衛生的に大丈夫かと心配になるような物もあったけど、まぁ焼くから平気だろうと注文。
これがほんっっとうに美味しかった。
炭火の香りが付いているし、お肉も柔らかくいくらでも食べられそう。
この時のサンミゲル(ビール)が美味しかったことーー!!!
まぁ氷入ってるけど。笑
最後の1日、みんなとアクティブに観光をして充実した!
学校を離れるのが寂しくて仕方なくて困った。