ベトナム 1日目 バイクが溢れる街
22.MAY.2017
シンガポールのドミトリーをチェックアウトしようとしたら、
とても愛想の良いスタッフのお兄ちゃんが、しのさんそこに座って、と言って朝ごはんを持って来てくれた。
昨晩にはチョコくれるし、ジェントルマン。
チキンライスを食べる予定だから、朝食をパスするつもりだったのに、すぐに欠落した私の決意。
しっかり朝食をいただき、いざ出発。
やっぱり雨のシンガポール。
空港に行く前に巨大なツリーを見たかったんだけど、チラッと見てすぐに退散。
ビルと植物が融合した巨大なモニュメント的なもの。
遠くからでも大きさが伝わってくる。
んで、振り返ると、船。
あんな高い所にヤシの木が生えているよ。
もうすっかり慣れた地下鉄のチケットを買い30分ほどで空港へ。
そしてついに来ました、チキンライス!!
これは、期待通り旨いっ!!
カオマンガイにハマって一時よく作ってたけど、カオマンガイよりも優しい味。
ナンプラーを使わないからかな。
笑ってしまうほど柔らかくてジューシーな鶏肉と、出汁を吸った程よくパラパラのご飯。
日本米だとこうはいかないんだよね。
見てこのセクシーな艶!
うんうん言いながら(たぶん心の声が漏れていたはず)食べた。
今回は経由のため1泊だけのシンガポール。
街を歩き回ったし、ラクサもチキンライスも食べたので満足。
そして、飛行機に乗り2時間かからずベトナムへ。
やっぱり入国審査の時は緊張するな。
そして、宿を予約してタクシーに乗る。
ボッタクリが多いとのことで、声をかけてくる人を全てスルーし、タクシー乗り場で確実なタクシー会社を選ぶ。
街を走り出すと、そこにはバイク、バイク、バイク、バイクバイク、、、
どこからこんなに集まってくるのかと言うほどバイクだらけ!
まるで虫がたかっているかの様なものすごい量。
車の間をぐいぐい入って来てくる。
フィリピンに雰囲気は似てるけど、バイクの量が比較にならない。
運転手のおじさんが英語話せないのに時折笑顔で何か言って笑っていて、私も引きつった笑いで対抗。
ボラれる可能性も考え緊張してたけど、事前に市内までのタクシー代金の相場を調べていたので大丈夫だった。
それでも、少し(50円くらい)上乗せして、ok?って言って来たけど、チップのつもりで良しとすることに。
ホテルにチェックインし、晩御飯のお店を調べる。荷物を置いて街歩きへ。
地元民に人気のフォー屋さん。路上に面して開放的なお店。
数種類のフォーの中からspecialと書かれたお肉がたくさん乗っていそうなフォーを注文。
バイクの大群を眺めながらフォーを待つ。
と、出て来たのは、
山盛りの草!!!www
え!?これは誰かとシェアしろってこと??
それにしてもすごい量。
隣のお姉さんを見たらフォーと一緒にムシャムシャと一人で一皿食べてる!!
混乱する私の前に、おばさんが座り同じくフォーを注文。
すぐにおばさんの前にも山盛りの草が登場。
おばさんは慣れた手つきで、茎から葉を外し、3種類のタレをお皿に取り準備を始めた。
そこに私のフォーが到着。
ちょっとこれ、息を飲むビジュアルじゃないですか。
スープを一口のんでみると、ため息が出るほどの旨味。
豊かな出汁と、白くて少しざらついている柔らかな麺。
フォーってこんなに美味しかったのか。
んで、おばさんを見習い恐る恐る草も食べてみる。
2種類あり、片方はスイートバジルをすっきりさせた様な味で、もう片方は何とも形容し難いけど、木の家?笑、のような味。
この草がフォーに合うーーー!!
さらに、甘辛い味噌や辛い味噌、ライムや黄色い唐辛子を合わせながらいただきました。
そして、また街歩き。
夜7時でもかなり明るく、公園にはたくさんの人が。
貴重品に気をつけていれば、ホーチミンは女性一人でも大丈夫そうだ。
公園で集団エアロビとかしてる。
んで、やっぱりバイク。お祭りのよう。
帰りにコンビニだと思われるお店でビールとマンゴーを。
このマンゴーが固い!カリッとしていて甘くない!なんだこれは。笑
なるほど、甘くないからこの付属の砂糖をかけて食べるのね、とかけて食べてさらにびっくり!
砂糖じゃないーーーえぇえええーー!!
チキンか何かの出汁が入った旨味調味料的なものだった。
これがまた食べてるとおかずのような?つまみのような?なんかありな気がして来るから不思議。
今日は美味しいものにたくさん出会えた日。
食の文化って本当に面白い。